2010年11月2日火曜日

シミ(Bristletail)の種類

シミ(Bristletail)の種類


シミ(Bristletail)というのは医学的な言葉ではないため、
厳密な定義はありません。

顔にできた、茶色っぽく見えるものなら、
なんでもシミと呼ばれるので、皮膚科医から見ると
ほくろやイボに相当するものでも
シミと呼ぶ人もいます。

つまり、肌の上に、正常な皮膚の色とは別のもの
だいたい黒色か茶色ですが、そういうものが発生し、
美容上問題になったものを一般的に
シミ(Bristletail)と呼んでいるようです。

そあいて、それらを医学的に分類しますと
だいたい6種類に分けることができます。


ここでシミ(Bristletail)の種類を紹介しておきましょう。

ただし、ホクロやアザ、ウイルス性のイボなどを
シミと間違える場合もあるので、判断ができないときは
美容皮膚科医に相談して下さい。


1:老人性色素斑

シミといわれるものの中で、一番多いのがこのタイプです。
紫外線の影響でできます。

治療法は、初期のものなら美白化粧品が有効です。
はっきりしてきたものはレ-ザ-治療しか治療はできません。

何年もたつと隆起してくることがあり、脂漏性角化症に
なっていくものもあります。


2:脂漏性角化症

「老人性色素斑」から次第にイボのように
盛り上がってきたものをこう呼びます。

よく見ると、表面はボツボツとしています。
治療はレ-ザ-治療になります。


3:雀卵斑(ソバカス)

一般的には小さいシミのことを「ソバカス」と
呼んでいますが、厳密には遺伝的なもののみ
「ソバカス」といいます。

治療はレ-ザ-治療になります。
美白化粧品はあまり効きません。


4:炎症性色素沈着

ニキビ痕や傷の痕などが、茶色くシミになって残ったものです。

炎症性色素沈着になると、痕が残ったと心配する人がいますが、
時間が経過すれば消える事もあります。

ただし消えるまでに2~3年かかることもあり、
その間に日焼けをすると消えなくなることもあります。
治療はピ-リングが有効です。美白化粧品と併用がおすすめです。


5:肝斑

頬骨の部分に、モヤモヤと左右対称にできることが多く
色は、茶色、灰色などさまざまです。

女性ホルモンのバランスがくずれたときにできると
いわれています。

そのため、妊娠中、ピルを服用したとき、
または更年期の人によく見られます。

治療はトラネキサム酸という薬を数ヶ月服用すると
薄くなることが多いようです。ピ-リングと美白化粧品と
併用するとより早く効果が現れます。


6:花弁状色素斑

海などで急に日焼けしたあとに、肩から背にかけて
できる小さなシミで、よく見ると花びらのような
形をしています。

治療はレ-ザ-治療になります。

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