2010年11月18日木曜日

美白成分の種類の続き

美白成分の種類の続き
Beautification and whitening element


美白成分にもいろいろな種類があり、
厚生労働省が医薬部外品として効果を
認めたものは9種類あります。

前回このようにお伝えしました。

その美白成分の種類の説明の補足をします。
Beautification and whitening element

■プラセンタエキス

動物の胎盤から抽出したエキスで、かっては
牛の胎盤が使われていましたが、BSE問題が
あってからは、ブタの胎盤が使われています。

保湿や美白などの効果が期待できます。
プラセンタエキスのサプリメントもあります。

病院などで用いられている注射のプラセンタエキスは、
人間の胎盤からとったものなので、全くの別物です。
注射を続けることで、美白効果が得られます。


■トラネキサム酸

本来は止血剤や消炎剤として使われますが、
美容皮膚科では、肝斑の治療にも使われます。

メラノサイトの樹枝状突起形成に対して抑制的に
働くことが知られていて枝状突起の発達した
肝斑にはとてもよく効きます。

ただし、どんなシミでも薄くなるというわけではなく
また、肝斑に対しても効かないタイプのものもあるので、
やみくもに用いるのは控えましょう。

注意点として、血栓症のリスクのある人には使えません。



※9種類以外の美白成分
Beautification and whitening element


■油溶性甘草エキス

甘草という漢方薬から抽出した成分。
消炎効果もあるため、炎症を起こしにくく、
肌の弱い人でも使いやすい特徴があります。


■ハイドロキノン

皮膚への刺激がとてもあるため日本では
化粧品の使用が禁止されていました。

最近、規制が緩和されて日本でも化粧品に
配合されるようになりました。

人によっては、濃度が高めですと皮膚への刺激が
若干でますので注意して下さい。


そのほかに、火棘エキス・ルムプヤン・
イモニガショウガエキスなど、
様々なものが使われています。

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