2010年11月1日月曜日

シワ予防について

シワ予防について


シワ予防(Wrinkle prevention)の
フェイシャルエクササイズというものがあります。

これは顔面体操のことで、筋肉レベルのたるみには
有効かもしれませんが、シワ(Wrinkle)には逆効果になることが
あります。

シワ(Wrinkle)はあくまで皮膚の問題で、筋肉ではありません。
筋肉の上に脂肪があって、その上に皮膚がはりついて
いるので、筋肉を鍛えても皮膚は伸びません。

顔のシワ(Wrinkle)は、もともと表情ジワですから、
フェイシャルエクササイズで大きな表情をつくると
余計にシワになってしまいます。

また、皮膚をひっぱってシワを伸ばそうと
する人がいますが、顔のシワはひっぱると
余計に悪化しますから注意が必要です。

笑ったあとなど、目尻にシワができて、
そこにファンディ-ションがよれたりするものですから
ひっぱたり伸ばしたりしたくなる気持ちはわかりますが、
かえって良くありません。

その場は確かに伸びたようにみえるかもしれません。

しかし、すでに弾力を失っているコラ-ゲンは、
ひっぱることでよりダメ-ジを受けてしまいます。
その結果、シワを徐々に深く、大きくしてしまうのです。


また、アイラインを引くときなど、目元の皮膚を
グッとひっぱる人がいますが、それも同じ理由で
やめておいたほうが無難です。


Wrinkle preventionには、内側と外側からのお手入れが大切です。
顔が下がってくると、シワになるから上げたほうがよいと
よくいわれます。

しかし、下がるのではなく、皮膚が弾力を失い、
だらんとしているから、重力に逆らえなくなっているのです。
弾力のない皮膚をいくら持ち上げても意味がありません。

失った皮膚の弾力を取り戻すには、真皮にある線維
コラ-ゲンとエラスチンを健康的にするための
体の内側と外側からの積極的なお手入れが
もっとも近道であり、有効です。


また、フォトフェイシャル(Photo facial)などを使った治療も
シワ(Wrinkle)改善には効果があります。


※フォトフェイシャル(Photo facial)

光治療の一種です。

レ-ザ-ではなく、もう少し波長に幅をもった
光を使った治療のことを光治療といいます。

青色光・赤色光・赤外線などのいろいろな光が、
ニキビ・シミ治療・アンチエイジングなどの
目的で使われていて、レ-ザ-とは違った
効果が期待されています。

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