2010年11月12日金曜日

ファンデ-ション

ファンデ-ション


クリ-ムファンデ-ションをお使いの方は、
注意が必要です。

かえって肌が荒れてしまう場合があるからです。

クリ-ムファンデ-ションは、乳液のようなものの中に、
顔料を分散させたものです。

分離しやすいので、乳化剤(界面活性剤)で乳化し、
安定させてあります。

その乳化剤が肌への刺激になるんです。
また、液状である以上、水分を含むわけですから、
防腐剤も必要になります。

リキッドファンデ-ションや、ゲル状のファンデ-ションも
同様になります。

一方、パウダ-ファンデ-ションであれば、
もちろん乳化剤は含みませんし、水分も含まないので、
防腐剤もほとんど必要ありません。

ファンデ-ションの中ではパウダ-タイプが
比較的添加物が少なく、肌にはやさしいといえます。

クリ-ムファンデ-ションのほうが、Dry skinや敏感肌に
向いているようなイメ-ジがありますが、
むしろそれは逆ということになります。

練り状ファンデ-ションというものがあります。
顔料に油分だけを少し加えて、ある程度の硬さになるよう
練ったものです。

水を含まないので、乳化剤や防腐剤はほとんど
必要ありません。

クリ-ムタイプよりは刺激が少なく、パウダ-タイプより
しっとり仕上がりますので、カバ-力を出したい人には
おすすめです。

ただし、油分が多いので、ニキビが出来やすい人は
要注意です。


パウダ-ファンデ-ションだと粉浮きしてしまう方も
多いようです。

これは、たいていの場合、メイク前の保湿を改善すれば
防げるようです。

まず、洗顔後、化粧水をつけてから、セラミドなどの
保湿成分を含む美容液を多めに使います。

この美容液が化粧下地のかわりになります。
ただし、粉浮きが気になるときは、保湿成分配合の乳液、
または、保湿クリ-ムを少なめに重ねます。

10分ほどそのままにしておき、自分の皮脂と
混ざり合うのを待ちます。

そのあとにパウダ-ファンデ-ションを塗ります。
はじめは多少粉っぽくても、1時間ほどして自分の皮脂が
出てきたときに、なじんでちょうどよくなります。


このようにして、ファンデ-ションを塗るときは、
数時間後を想定して仕上げたほうがうまくいきます。

朝のskincareとメイクをしてから、時間がたつにつれ
肌の水分は蒸発していきますが、油分は逆に皮脂分泌に
伴って増えていくためです。

ですから、朝、メイク前のskincareでは、水分を多めに
油分を少なめに仕上げたほうが、時間がたったときには
きれいに見えます。

また、粉おしろいのほうがパウダ-ファンデ-ションよりも
粉浮きせずにきれいに仕上がる場合もあります。

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