2010年10月27日水曜日

ニキビ痕のお手入れ

ニキビ痕のお手入れ


一般的にニキビ痕にはいくつかの種類があります。
大きく分けると下記になります。

赤みが残るタイプ
シミが残るタイプ
陥没が残るタイプ

この3タイプに分けられます。

ニキビ痕はタイプによっては
消すことができます。

「赤みが残るタイプ」と「シミが残るタイプ」は、
お手入れ次第で薄くすることや消すことが可能です。

ですが、「陥没が残るタイプ」は、残念ながら
薄くすることは出来ても、消すことは出来ません。

ここで、ニキビ痕のタイプ別に解説します。


■赤みが残るタイプ

ニキビが進行して炎症が起こり、赤みが生じた場合、
これがなかなか消えなくなることがあります。

ふくらんでいたのが平らになって、ニキビはほぼ
完治しているのに、赤みだけがいつまでも残って
治ったように見えないので、気になりますよね。

しかし、一生消えないかというと、そうではなく
通常2~3年、長くて5年ほどかけて
消えていくことがあります。

そのため、これは厳密にいうと、ニキビ痕にはなりません。
自然には消えないものを「痕」というからです。

ただし、赤みがあるうちは、日焼けおしないことです
そして少しでも早く消すには、ビタミンC誘導体の
化粧品やビタミンCのイオン導入が有効です。


■シミが残るタイプ

炎症が起こったあとの赤みが、
茶色くシミになる場合があります。

これは「炎症性色素沈着」によるものです。

何年もかけて消える場合もありますが、
そのまま残ってしまう場合もあります。

日焼けをすると消えにくくなりますので、
紫外線対策を心がけましょう。

美白化粧品を使ったお手入れも有効ですが、
専門医によるピ-リングを施すと、
非常に早く改善します。


■陥没が残るタイプ

いわゆる「クレ-タ-」というものです。
これは残念ながら、完全に元に戻すことはできません。

ニキビの炎症が、毛穴のまわりにまで及ぶほど
悪化した場合、このような痕が残ることがあります。

毛穴そのものが破壊されてしまうと、
元通りに皮膚が再生できなくなるからです。

強い炎症を起こしやすい体質の人や、
皮膚の硬い人に多いようです。

専門医によるピ-リングを施すと、完全には戻せなくても
かなり改善が見られる場合があります。

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