2010年10月26日火曜日

たるみ予防-2-

たるみ予防-2-


たるみの種類

前回の記事で、「たるみ毛穴」と「法令線」に
ついて解説しましたので、今回は
「涙袋」と「二重アゴ」についてです。


涙袋

目元の薄い皮膚がたるむと、クマが目立ってきます。

目を保護するために、眼球のまわりには
脂肪があるのですが、これを支える下まぶたの
皮膚がたるみ、プクっとふくらんで見えるようになります。

これが進行するとポケットのようになり
「涙袋」と呼ばれるようになります。

目元の老化は、人によって現れ方が違います。
上まぶたの方にたるみがきて、まぶたが
重く垂れさがるタイプの方もみえます。

この場合、視界が狭くなり、まぶたを上げようと
常に筋肉が緊張するため、頭痛を起こすことがあります。


二重アゴ

太ったわけでもないのに二重アゴになるのは、
フェイスラインのたるみです。

頬からアゴにかけては顔の中でもっとも脂肪の
厚い部分ですが、それを皮膚が支えきれなくなって
下がってくるんです。

輪郭がぼやけたようになり、次第にアゴの
シャ-プな線が失われていきます。

たるみの中でも、フェイスラインのたるみは、
コラ-ゲンが弾力を失うことだけでなく、
筋肉のたるみとも関係しています。

年齢を重ねるにしたがい、皮膚だけでなく、
その下にある「筋肉」などもたるみます。

筋肉もコラ-ゲン線維で、できているので、
原理は同じです。

顔にある表情筋は、皮膚に付着していますので、
筋肉がたるむと皮膚も一緒にたるんできます。

とくに二重アゴなどのフェイスラインのたるみや
口角が下がるのは、筋肉のたるみと関係します。

それを予防するためには筋肉トレ-ニングが必要です。

その際、表情を作るような運動をすると、
余計に表情ジワを深くしてしまうので、
器具を使ったトレ-ニングをおすすめします。

そして一番大切な事は、
常に顔に緊張感を持つことです。

だらんとした表情でいると、口角が下がり、
余計に老けこんで見えます。

いつまでも若々しくいたいですよね。


※表情筋

顔には20種類ほどの表情筋と呼ばれる筋肉があります。

通常の体の筋肉は骨格筋と呼ばれ、骨に付着していて
骨を動かし、体を動かします。

表情筋は骨ではなく、皮膚に付着し、皮膚を動かします。
これによって表情と呼ばれる、皮膚の複雑な
変化が生み出されるのです。

皮膚に付着しているため、表情筋のたるみは
皮膚のたるみにつながるわけです。

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