2010年10月4日月曜日

日焼け止め化粧品の目安

日焼け止め化粧品

「SPF」「PA」はご存じですか?

日焼け止め化粧品に表示されていますので
ご覧になった方もみえると思います。

SPF値とは・・・

紫外線B波をカットする力、すなわち肌が日焼けする、
赤くなるまでの時間を延ばすことができる目安の値です。

その値が、例えばSPF2ならば肌が焼ける、
赤くなるまでの時間を2倍に延ばせるということです。

一般的に成人の方で夏の日差し(紫外線)を浴びたとき
肌が焼けて赤くなるまでに要する時間は
20分くらいといわれています。

つまりSPF2の日焼け止め化粧品を塗ると
40分ほどは肌が焼けたり・赤くなるのを
防ぐことができるのです。

しかし、これはあくまで目安ですので、
SPF2を塗ったとしても誰しもが40分日焼けしないと
いうことではありません。

単純に計算してみますと

SPF値10で2~3時間程度屋外にいても
日焼けはしない事になります。

ただ、シミ予防もお考えならSPF値10では少々不安ですので、
SPF値20くらいが効果的に作用してくれると思います。

また、5~6時間、それ以上の外出を予定しているのなら
SPF値のもっと高いものを塗っておくとよいでしょう。

SPF値30:6~7時間程度
SPF値50:9~10時間程度

注意していただきたいのは、SPF値は高ければ、高いほど
日焼け止めとしての効果は高いのですが、肌に対しては
相当な負担をかけていることを忘れないで下さい。

しかし日焼け止め化粧品だけでは紫外線は
完全にブロックは出来ません。

日常生活の中において、どんなに気をつけていても
紫外線は浴びています。

窓からも侵入してきますし、1日、2日くらいなら
外出しなくてもいいかもしれないですが、
1週間、2週間全く外に出ないなど考えにくいですよね。

ですから、どんなに気を付けていても紫外線から
逃れる術はないんです。

日焼け止め化粧品や、UV対策グッズで防衛するのが
精一杯の抵抗といえるのかもしれませんね。

しかし、何もしないよりはやったほうがいいのは
間違いありません。

毎日浴びている紫外線、それによって小さな積み重ねから
肌の奥にシミの元が発生しているんです。


PA値とは

紫外線A波をカットする力を持っています。
SPFとは違い+から+++という形で3段階の表示方法になります。

PAとはあまり聞かないと思いますが、
日焼け止め化粧品のPA値とはとても重要なんですよ。

表皮までしか到達しない紫外線B波に比べると、
紫外線A波は肌の深部にまで到達してシミなどの原因を作ります。

PA値とは大変重要なんです。
やはり+++が一番効果が期待できます。

日常生活くらいならば++くらいで、
海や山など紫外線が強い場所なら+++が適切といえるといえます。


日焼け止め化粧品を選ぶときの目安

紫外線吸収剤不使用のもの、ノンケミカルタイプを選んで下さい。
日常使いなら、SPF値は20前後でPAは++くらいが基準です。

個人差があると思いますので、肌が弱く、
少し日に当たっただけですぐに赤くなるような人は
もう少し強めのもの(SPF30くらい)を選ぶと効果があります。

また、クリ-ムか乳液タイプのものが肌には負担が少なくてよいでしょう。

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