2010年10月16日土曜日

除毛のポイント

除毛のポイント


除毛は肌へのダメ-ジが大きいため
行うためには重要なポイントがあります。

これはどんな器具を使用する場合でも同じです。

では、ポイントをまとめてみます。


1:皮膚を清潔にする。

まずは除毛を行う場合は必ず
皮膚を清潔にして下さい。

毛を処理する部分の皮膚を、石鹸でよく洗います。

これは除毛した部分から皮膚の中へ菌が
侵入していくのを少しでも予防するためです。

毛穴の中の菌まで除菌は出来ませんが、洗うことで
皮膚表面の雑菌はかなり減ります。


2:皮膚を温める。

皮膚も毛もケラチンというタンパク質からできていますが、
これは温度が下がると硬くなる性質があります。

そこで冬場などは、石鹸で洗ったあと
皮膚を蒸しタオルで温めてから行うか、
入浴後の皮膚や毛が柔らかくなっているときに
行うと良い効果があります。


3:終わったら冷やす。

除毛をした箇所は炎症しているため、
水で冷やしたタオルを、毛を処理した部分の皮膚に、
しばらく当てておきます。


4:体調が悪いときには除毛はやめる。

皮膚の免疫は体調によって変化します。

体調が悪いときは、毛を処理した部分の治りも遅く、
また、侵入した菌によって化膿しやすくなります。

生理前や風邪気味、睡眠不足などのときは
できるだけ除毛は控えて下さい。

なお、一番毛の処理に適している時期は、
生理後の1週間です。



ムダ毛について

体毛というものは全て必要で生えていますので
ムダ毛というものは人体には存在しません。

しかし、美容上、また文化的な理由から
「ないほうがよい」とされる毛の事を
ムダ毛と呼んでいるんです。

ここで文化的という言い方をしたのは、
その国の文化によって、毛に対する考え方は
若干異なるからです。


例をあげてみますと
中国では女性がわきの毛を剃ることは
あまり一般的ではありません。

また、アラブ諸国の男性は髭を剃りません。

江戸時代の日本では、婚期になると女性は
眉毛を剃っていたそうですから、当時は
眉毛はムダ毛だったということになります。

このようにムダ毛の定義は
時代によって、国によって異なります。

最近の日本は、ムダ毛処理が過熱しすぎの
観があります。
ムダ毛処理のダメ-ジは、シミなどになってしまうと
なかなか治りません。

必要以上には行わない方がよいでしょう。

どうしても行う場合は、くれぐれも慎重に・・・

しかし、人間に毛が全くなかったらどんなに変でしょうか?
男性も女性も丸ボウズ・・・
全身ツルツルで、まるでカエルなどの両生類のようです。

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