2010年10月12日火曜日

ヒアルロン酸豆知識

ヒアルロン酸豆知識


スキンケアにかかせない保湿成分
「ヒアルロン酸」

ヒアルロン酸は、もともとニワトリのトサカから
抽出されていた成分なんです。

そのため高価なものでしたが、
今はバイオ技術で安価に生産できるようになり、
ハンドクリ-ムやヘアケア製品にまで
配合されるようになりました。

ヒアルロン酸は天然物でも、
合成品でも保湿効果に変わりはありません。

ヒアルロン酸は化粧品として肌に使用した場合、
肌表面の保湿に非常に優れており
乾燥した空気の中でも水分を逃がしません。

セラミドより安価で、敏感肌の方でも使えるため、
日常使いの保湿成分としては強くおすすめします。

とくに30代くらいまでの人の場合は、
肌の油分よりも水分を増やすようにすべきですから
乳液などよりは、ヒアルロン酸配合の
ノンオイルの美容液を使うようにしたほうがよいでしょう。

ただし、あまりたくさん使うと
肌がペタッとした感じになるので注意が必要です。
保湿には優れていますが、つけすぎはよくありません。

水分が多いので、夏場の湿気が多いときのように、
肌が湿った感じになり、うるおってなめらかになったというよりは、
ペッタリとはりつくような感じになります。

当然、化粧のりも悪くなります。

これは、ヒアルロン酸がもともと角質内には
存在しない成分だからといえるでしょう

真皮にはありますが、表面の角質にはないものですから
なじみがあまりよくないのです

セラミドや天然保湿因子のほうが
なじみはよいように感じられます。

ですが、ヒアルロン酸のすぐれた水分保持能力は素晴らしいため
私たちの肌にはなくてはならないものなんです。

要するに、どんな保湿成分でも一長一短なのです。

色々なものをとりあわせ、
長所と短所をうまくカバ-しあうように絶妙に
配合されたものが、すぐれた保湿化粧品なのです。

なお、化粧品に含まれるヒアルロン酸は、
真皮にまで浸透しませんから
加齢などで減少したヒアルロン酸を増やすことは出来ません。

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